ピアノ ヴィオラ ヴァイオリン

Musica島(ムジカジマ)の音楽教室

ムジカジマのお話


あるところに5匹のペンギンが、仲良く暮らしていました。

ある日のこと、海でのんびり泳いでいると、近くにあるムジカジマという小さな島から楽しそうな音楽が聞こえてきました。

ペンギンたちはその音楽が気になって、行ってみることにしました。

ムジカジマでは、シロクマくんが、友だちのけいちゃんとちーちゃんと一緒に、ピアノとバイオリンとビオラで合奏をしていました。ペンギンたちも一緒に合奏がしたくなりました。

 

「ようこそ。ボクがおしえてあげるから一緒に演奏しよう。」と、シロクマくんは言いました。

ペンギンたちは、シロクマくんから楽器の使い方や音符の読み方を教えてもらいながら演奏してみました。

 

「バイオリンって、どうやって音をだすの?」

「馬のしっぽの毛で作った弓で、弦をこすると音がでるよ」

「ビオラっていう楽器、バイオリンと同じ形だね」

「ビオラの方が少し大きくて、少し低い音がでるよ」

「この音符とこの音符、同じなのにちがう弦で弾くのはどうして?」

「そのほうが、音楽的な音色がでるよ」

「楽譜にたくさん音符が書いてある」

「1番大切な音符がどれか、見つけてみよう」

「この音とこの音、一緒に音を出すときれいだね」

「それはハーモニーっていうよ」

「みんなで合奏する時はどうしたらいいの?」

「みんなが同じ音楽の波にのるんだよ」

 

ペンギンたちは、楽器を練習していると、次々とギモンが出てきました。

そして、どうしてかな?と思うことがあったら、いっしょうけんめい考えたり、ためしてみたり、みんなで相談したりすると、答えがみつかることがありました。

最初はシロクマくんに教えてもらいながらでしたが、だんだん、自分で答えを見つけられるようになっていきました。

なんだか宝探しみたいです。

 

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宝探しには地図とヒントが必要です。

音楽の宝探しは楽譜が地図。ヒントは楽譜の中にも楽器にもかくれています。

楽譜とヒントをたよりに、ふしぎだな?と思うことを研究するのです。

それがとても楽しいのです。

ムジカジマには音楽の宝物がたくさんかくれています。ペンギンたちと一緒に探しに行きましょう。

きっと、自分だけの宝物をたくさん発見することができるでしょう。